Press Release

ボルボの電動化を加速させる、小さくても大きな一歩 電気自動車のコンパクトSUV「ボルボEX30」を発表

企業情報

  • ボルボ史上最も小さな電気自動車のSUV 「ボルボEX30」を発表
  • 日本の交通事情にマッチし、一般的な立体駐車場にも対応する、全長4,235mm×全幅1,835mm×全高1,550mm*1のサイズ
  • ボルボ史上最少のカーボンフットプリントを実現*2。既存の電気自動車C40・XC40に比べ25%削減
  • 交通量の多い都市部の安全性を新たなレベルへ -自転車や電動キックボードなど道路を利用する周囲の人々を守る新機能を搭載
  • 透明性・利便性の高い「サブスクリプション」を月額95,000円で提供

ボルボ・カー・ジャパン株式会社(代表取締役:不動奈緒美、本社:東京都港区)は、電気自動車の小型(コンパクト)SUV「ボルボEX30」を発表します。

10月2日より先行してサブスクリプションの受付を開始し、通常販売は11月中旬より開始予定です。お客様へのデリバリー開始は、2024年2月より順次開始を予定しています。

ボルボは、2040年までに事業全体でクライメート・ニュートラルな企業になるという目標を掲げています。そのために、2030年までに販売するすべての新車を電気自動車にすることを表明しています。ボルボ・カー・ジャパンは、2025年に国内で1万台以上の電気自動車の販売を目指しており、EX30はこの目標へ向け大きく貢献するモデルになります。

EX30は、標準的な機械式立体駐車場に対応するサイズに、ボルボ車に期待される安全性、サステナビリティ、最先端のテクノロジーとこだわりのスカンジナビアンデザイン、そして、新しいユーザー体験のすべてが凝縮されています。

ボルボ史上最も小さな電気自動車であるEX30はこれまでのボルボ車の中で最少のカーボンフットプリントを実現しており、私たちのサステナビリティに関する高い目標を達成する上で重要な一歩を踏み出したモデルです。生産を含めライフサイクル全体にわたるCO2排出量削減に取り組み、内外装の素材にも配慮することで、既存の電気自動車であるC40とXC40と比較してCO2排出量を25%削減しています*2

また、EX30は、小さなパッケージでボルボの考える安全基準を満たした、高い安全性を実現。都市部での交通環境に配慮した安全機能を新たに搭載しています。例えば、通行中の自転車や電動キックボードなど他の交通利用者の前でドアを開けようとすると音と視覚で警告する「ドア・オープニング・アラート」をすべてのドアに搭載。最先端の技術により、都市部の安全性を次のレベルに引き上げます。

電気自動車専用モデルとして設計されたEX30は、コンパクトなサイズながら、ロングホイールベース、大径ホイール、均整のとれたオーバーハングが、エクステリアにバランスと洗練された印象をもたらしています。グリルレスのフロントフェイス、デジタル表現を用いたトールハンマーヘッドライトがあしらわれた、非常に電気自動車らしいデザインは、新世代のボルボ車としてスタイリッシュで都会的です。

より幅広いユーザーにとって魅力的な選択肢となる電気自動車

EX30の価格は5,590,000円(消費税込み)で、プレミアムな電気自動車のSUVを、内燃エンジン搭載車両とほぼ同等の価格帯でご購入いただけます。

また、新しい車の乗り方として、車を「所有」せず「利用」したいというお客様へ、月額95,000円(消費税込み)で利用いただけるサブスクリプション を300台限定でご用意します。ボルボのサブスクリプションは、申込金や頭金不要で、任意保険や諸費用が含まれ、契約期間は最長24か月、利用者の都合に合わせ3か月前の申し出でペナルティ無しで解約できるなど、透明性と利便性の高いパッケージになっています。

ボルボ・カー・ジャパンの社長である不動奈緒美は、「欧州での発表から、間を置かず日本でEX30を発表できることを嬉しく思います。これは、日本市場に対するボルボ本社の高い期待の表れです。EX30は、小型のパッケージにボルボに期待される優れた点のすべてを凝縮しています。特に、日本からの要望が反映された、標準的な機械式立体駐車場に対応するEX30は、まさに日本にぴったりの車といえます。すでに日本でのボルボ車の販売にしめる電気自動車の割合は1割以上に達していますが、EX30の発売により、電気自動車の販売をさらに加速させるものと確信しています」と述べています。

■EX30の仕様と主な装備

  • 最大480km*3の航続距離を可能にするバッテリー及び電気モーター

EX30は、高効率なNMCバッテリーを搭載しています。バッテリー容量は69kwh。1充電あたりの航続距離は、最大480km(欧州参考値)*3。最大充電電力量は153kWhです。仮にこのスペックで充電した場合、26分強で、10%から80%まで充電が可能です。

EX30は、交通量の多い都市部において、ドライバーと周りの人々の両方を守ることを目指しています。自転車や電動キックボードなどの直前でドアを開けようとすると音と視覚で警告を行う「ドア・オープニング・アラート」を新たに搭載。他にも、ボルボ独自のアルゴリズムで作動する特別なセンサーが1秒間に約13回、ドライバーの目や顔の動きを検知し、注意散漫や眠気などを警告する「DAC(ドライバー・アラート・コントロール)」、前方を他の車が不意に横切った際、自動ブレーキで車を停止させ、衝突の回避や軽減をサポートする新たな機能が加わった「インターセクション・サポート」などを搭載しています。ボルボの最高のパッシブセーフティ基準とともに、幅広いアクティブセーフティ機能とドライバーサポートシステムを備えています。

ボルボ史上最小のカーボンフットプリントを実現

EX30は、ボルボ史上、最も低いカーボンフットプリントを実現しています。電気自動車として走行時のCO2排出がゼロなだけでなく、デザイン、製造、輸送など、生産とライフサイクル全体にわたる排出量削減に取り組み、内外装にはリサイクル素材を活用、さらに部品点数を減らすことでCO2排出量の削減を可能にしています。このような小さな工夫の積み重ねによって、20万キロの走行時における総二酸化炭素排出量を30トン*2以下に抑えることに成功しました。

リサイクル素材を最大限に使用

ボルボ史上最少のカーボンフットプリントを実現した背景には、車をより小型化することで製造に必要な素材が少なくなることに加え、生産に関連するCO2排出量の最大の要因であるアルミニウムとスチールの使用量を減らし、リサイクル素材をより多く使用していることがあげられます。EX30の製造に使用される全アルミニウムの約25%、全スチールの約17%、がリサイクル素材となっています。また、車に使用されている全プラスチックの約17%がリサイクル素材であり、これらはボルボ車の中で最も多い割合です。

サステナブルなインテリア素材

EX30の内装は、2種のインテリア「ルーム」から選ぶことが出来ます。廃棄物から作られた再生プラスチック、再生可能な繊維である亜麻や、リサイクルポリエステルを約70%含むウール混紡素材、再生プラスチックを含む3Dニットのシート素材、リサイクル素材やバイオ素材を使用した「ノルディコ」シートなど、環境にも配慮された快適なインテリアを提供します。

機能的でありながらスマートなインテリア

EX30のデザインは「集約化」の原則を徹底することで、素材の使用量を減らしながら、より少ないスペースで大きな車と同様の体験を実現する様々な工夫が施されています。例えば、ボルボ初の試みとして、ホームオーディオからインスピレーションを受けたサウンドバーも特徴です。複数のスピーカーを1つのコンポーネントにまとめ、Harman Kardonのハイエンドなサウンドシステムと組み合わせることで、車内全体をプレミアムなサウンドで満たします。また、スマートなデザインが配線や素材の量を減らし、スピーカーをフロントガラスのすぐ下に配することで、ドアの収納スペースも大幅に増やすことを可能にしています。

最新のインフォテインメントシステム

他のボルボ車と同様に、EX30でもGoogle*4、Apple、Qualcommといった技術パートナーと密に連携し、最高のユーザー体験を実現しています。ダッシュボードの中央に配置された12.3インチのセンタースクリーンは、上部に速度や充電量などの運転に関する重要な情報を表示し、ナビゲーションやメディアなどの機能は下部に配置することで使いやすさを追求しています。さらに、集中力を高めるための「Calm」表示やGoogle搭載のハンズフリー支援やナビゲーション、Google Play*4のお気に入りアプリが組み込まれています。5G対応によって高速な応答が可能なほか、ボルボ車として初めて、ワイヤレスのApple CarPlay機能も搭載しています。

注記

*1: 国土交通省申請予定値。
*2: 20万キロの走行で30トン以下というカーボンフットプリントの計算は、EU27の電力構成から充電用電力を使用した場合に基づきます。これまでのボルボ車の中で最も低いカーボンフットプリントに関する記述は、グローバルに販売されている車両での20万キロ走行に基づくものです。
*3: 航続距離は、管理された条件下における新車での実際のWLTP走行サイクルに従ったものです。実際の航続距離とは異なる場合があります。数値は事前に設定した目標に基づくものです。
*4: Google、Google Play、Google Mapsは、Google LLCの商標です。

ボルボEX30 概要

【主要諸元はこちらからご覧いただけます】
URL:https://jp.volvocars.com/spec_price/model/ex30/my24.pdf
プレスサイトで公開中の写真は海外仕様です。日本仕様は全車右ハンドルとなります。

■EX30 プロモーション
「Volvo Smallest Showroom」
ボルボ史上、最も小さなSUV「EX30」とともに、“最も小さなショールーム”が東京(原宿)を皮切りに、大阪・名古屋・福岡に順次出現します。EX30と同様に“小さなことが、世界を大きく変える”をコンセプトに、驚くほど精巧につくられたミニチュアのショールーム。宝探しのように、突如街角に現れる小さなショールームを見つけて、大きな驚きの体験を楽しみください。

特設サイト:https://jp.volvocars.com/jp/cp/ex30-smallest-showroom-2023-q3/

~実施期間/エリア~

  • 東京/原宿・表参道エリア: 8月25日(金) ~ 9月3日(日)、9月8日(金) ~ 9月17日(日)、22日(金) ~ 10月1日(日)
  • 名古屋/名駅・栄エリア: 9月20日(水) ~ 10月1日(日)
  • 大阪/梅田エリア: 9月6日(水) ~ 9月17日(日)
  • 福岡/天神エリア: 10月4日(水) ~ 10月15日(日)
    *詳細のロケーションは、特設サイトをご参照ください。
    *実施期間は、変更になる可能性があります。

※デリバリー開始時期に関し、2023年11月に更新しました

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