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ボルボ・カーズ、5月の世界販売台数が43%増

企業情報

ボルボ・カーズは、5月の世界販売台数が前年同月比で43%増加し、11ヶ月連続で販売台数の増加を達成しました。

5月のボルボ・カーズの総販売台数は64,111台で、前年同期の44,830台から増加しました。この成長は主に、米国での旺盛な需要と、欧州における新型コロナウイルスの影響による販売減少からの回復によるものです。また、昨年の同時期に既に売上が回復した中国では、11.7%増の堅調な伸びを示しました。日本でも新型コロナウイルス(COVID-19)の影響から回復し20%の増加を達成しました。

1-5月期の世界販売台数は、前年同期比49.9%増の312,533台となりました。

欧州では、電気自動車(BEV)またはプラグインハイブリッド車のパワートレインを搭載した充電可能なラインアップ(リチャージ車)の販売が5月も好調に推移し、同地域における当社の全販売台数の40%を占めました。米国でのリチャージ車の販売台数は全体の20.8%を占めました。世界全体では、5月中のリチャージ車の販売台数は全体の23.7%を占めました。

米国では、主にXC90およびXC60の旺盛な需要に支えられ、5月の販売台数は前年同月比38.9%増となりました。総販売台数は13,221台となり、新型コロナウイルスの影響で多くの州が外出禁止令を実施した2020年同期の9,519台から増加しました。

欧州の5月の販売台数は、前年同期比65.1%増の24,761台となりました。この増加は主に、昨年のパンデミックによる外出禁止から回復し始めた市場によるものです。

ボルボ・カーズにとって最大の市場である中国は、5月の販売台数が14ヶ月連続で増加し、総販売台数は16,895台に達しました。この増加は、現地で組み立てられたXC60およびS90モデルに対する高い需要が続いたことによります。

日本では5月の販売台数が1,193台となり4月に続き対前年プラスとなりました。SUVのXC40、XC60、XC90の好調に加えステーションワゴンのV60の販売増が寄与しました。

地域別販売台数は以下の通りです。 

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 日本の販売台数は以下の通りです。

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5月の車種別販売台数は、XC40が20,350台(2020年5月は10,891台)でトップ、次いでXC60が19,835台(13,226台)、ボルボXC90が9,961台(6,572台)となりました。

 

2020年のボルボ・カー・グループ
2020年度のボルボ・カー・グループの営業利益は85億SEK(スウェーデン・クローナ)(2019年度は143億SEK)を記録しました。売上高は2,628億SEK(前年2,741SEK)に達しました。2020年通年の世界販売台数は661,713台(705,452台)で、2019年と比較して6.2%の減少となりました。

ボルボ・カー・グループについて
ボルボ・カーズは、1927年に創業した高級自動車ブランドの一つで、2020年には約100カ国で66万1713台を販売しています。2020年12月現在、ボルボ・カーズの正社員は約40,000人(前年41,500人)で、ボルボ・カーズの本社、商品開発、マーケティング、管理機能は主にスウェーデンのイェーテボリにあり、アジア太平洋地域本社は中国・上海にあります。主な生産拠点は、イェーテボリ(スウェーデン)、ゲント(ベルギー)、サウスカロライナ州(米国)、成都および大慶(中国)で、そのほかショブデ(スウェーデン)と張家口(中国)にエンジン工場があり、オルフストローム(スウェーデン)に車体部品工場があります。
ボルボ・カーズは、企業目標「Freedom to Move(モビリティの自由)」のもと、個々のニーズを満たせる持続可能で安全なモビリティをお客様に提供することを目指しています。この目標のもと、今後5年間で電気自動車の世界販売台数を50%にし、500万人のお客様とのダイレクトコンシューマービジネスの確立を目指しています。また、ボルボ・カーズは2040年までにクライメート・ニュートラルを実現することを目標に、CO₂排出量の継続的な削減に取り組んでいます。

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