こちらの展示は終了しました。
ご来場いただきありがとうございました。
九州・武雄温泉で開催される、
アート集団チームラボの展覧会「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」
(主催 御船山楽園、チームラボ)に協賛いたします。
今年は、東京サテライト展示としまして、ボルボ スタジオ 青山でも作品展示を行います。
九州と東京の2拠点で展示されるボルボとのコラボレーション空間をぜひご覧下さいませ。
C40で東京 青山から佐賀 御船山まで1,303Km!
俳優の小野翔平さんと小橋川建さん、2人の若手俳優がC40 Rechargeで2人旅を敢行!
ロードムービーを公開しておりますのでぜひご覧ください。
花は、誕生と死滅を永遠に繰り返していく。
現実の時間の流れで、咲いていく花々が、季節に合わせて日々移り変わっていく。そして、この場所の日の出とともに作品世界も明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。
鑑賞者が存在する現実の時間、都市の時間、花の生死が繰り返されていく時間、それぞれの異なる時間が、身体、都市、そして作品世界に接続したまま、交差し重なり合う。作品空間は、異なる時空が重なり合う。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、永遠に変化し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
まるで光が結晶化してできた有機体のような存在が、中心から虹色に輝きながら、統合と分裂を繰り返し、うごめいている。
人々は作品の中に入ることができる。人々が作品の中に身体ごと入ったとしても、作品は壊れず、作品の存在は維持され続ける。作品に触れると、見えている部分は、何の変哲もない水の一部だと気が付く。つまり、作品は作品自体で存在せず、環境がつくる特異な現象が作品の存在である。
鑑賞者が動くと、作品は出現する場所が変わっていく。鑑賞者が見ているその作品は、その鑑賞者にしか見えていなく、隣の人からは、違う場所に、違う色の作品が出現している。つまり、見えているその作品の存在は、環境が生み出し、鑑賞者の中にだけ存在する。
コンセプト詳細:Environmental Phenomena
私たちは違うフィールドにいながらも、新しい価値観を創造しようとしている点に共鳴してきました。チームラボは革新的なアート体験で多くの驚きと感動を生み出しています。ボルボは常に人を中心に考え取り巻く環境と未来を守るために、2030年までにすべての新車を電気自動車にし、2040年までにクライメートニュートラルを達成することを目指しています。
「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」は、時代を超えて変わらぬものを大切にしつつ、未来のために変わることをいとわない、そんなイノベーションの表現の場になっています。協賛2年目となる今回は、御船山での新しい作品に加え、東京でもサテライト展示があり、自然とテクノロジーの融合による新しい体験を多くの方に楽しんでいただきたいです。
ボルボ・カー・ジャパン
ボルボ・カー・ジャパン協賛のもと、「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」を開催できることを光栄に思います。ボルボが取り組んできた「新しい価値観の創造」は、アートによって自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと考えているチームラボのコンセプトと共通しています。
チームラボは、自分という存在は、何十億年という圧倒的な時間の長さの、永遠に繰り返されてきた生命の生と死の連続性の上にあると考えています。しかし、人間は自分が生きた時間より長い時間を認知できません。
本展においてチームラボは、森や巨石、洞窟のように自分の時間を超越した長い時を持つ存在をそのまま使い、作品群にすることで、時間の連続性に対する認知の境界を越えて、長い長い生命の連続性の上に自分の存在があることを感じる場を創ることができるのではないかと思っています。
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。
チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。
都内各所(表参道・渋谷・原宿・六本木・銀座エリア)でプレゼンテーションを⾏う⽇本最⼤級のデザイン&アートフェスティバル
DESIGNART TOKYO。
※会期は終了しました。